どうも。ちんたろうです。
結婚や出産のタイミングで持家を買うかどうか考える人は多いと思います。
自分もそうでした。
持家を買うか悩んだ時に必ず話題にあがるのが「持家VS賃貸論争」
人によって完全に意見が分かれますよね。
今回は持家賃貸論争について考えていきます。
youtubeで「持家」「賃貸」と検索すると有名配信者(ホリエモンさん、ひろゆきさん、中田敦彦さん)の動画が上位に出てきます。
この3人が共通して言っているのは「持家は負の遺産。資産面で考えたら賃貸一択」との事。。
本当に賃貸の方が資産面では有利なんでしょうか。
計算して比較してみます!
持家と賃貸どっちがお得か計算してみた
30歳から80歳までの50年間持家で暮らしたとして50年後の資産がどうなっているかを計算していきます。
計算内容
建物総額 3400万円
土地代金 1600万円
土地+建物総額 5000万円
借入は固定金利 1.36%
住宅ローン総利息額 1300万円
固定資産税と火災保険 750万円(50年間)
修繕費 1200万円(50年間)
住宅ローン控除 400万円
50年間の支払い総額が、
建物総額+住宅ローン総利息額+固定資産税と火災保険+修繕費
5000万+1300万+750万円+1200万
=8250万円
そこから住宅ローン控除分を引きます、
8250万ー400万
=7850万円
建物の資産価値は20~25年で0円になるので、50年後は土地のみが資産として残るとします。
7850万ー1600万
=6250万円
計算結果
はいでました。持家の場合、50年間の資産の収支は6250万円のマイナスになります。
賃貸の場合、50年間で6250万円支払った場合、月の支払いがいくらになるか計算してみます。
6250万÷50÷12
=月額10.4万円
あくまでも超概算なんですが、5000万の持家≒10.4万の賃貸という結果になりました。
ちなみに建物総額を1000万安くした場合は4000万円の持家≒8.5万円の賃貸となります。
結論!
圧倒的に賃貸がお得!って感じはしませんでしたが、同居家族の増減によって住む場所を変えていけば賃貸の方がお得にはなりそうです。
住宅営業マンの話を鵜呑みにしてはいけない
改めて計算して思ったのが、持家購入後にかかってくる固定資産税や修繕費は結構高いです。
よく新築住宅販売のチラシがポストに入っていますが、資金計画の所には固定資産税や修繕費の金額はまったく書かれていません。
まぁ書いたら家が売れなくなるんでしょうけど。
展示場の営業マンもここまで詳しく説明してくれません。
知らずに家を買った人はどうなるのでしょうか。
調べなかった自分が悪いのでしょうか。
恐ろしい話です。
日本の家の資産価値について
今回の計算で持家側の致命的なマイナス要素になったのが建物の資産価値です。
海外では建物の資産価値は購入後上がっていきますが、日本は家の性能が低いから逆に下がっていきます。
日本は先進国の中でもトップクラスで家の性能が低いそうです。
日本の家も購入後に資産価値が上がっていくようになれば持家が圧勝にはなるのですが中々厳しいようです。
がんばれ日本の住宅業界!
あと計算はあくまで超概算なので気になる人は自分で計算してみてください。
資産面以外での持家と賃貸のメリットデメリットをまとめた記事はこちら。
ではでは。
まっ!
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