家に泥棒が来た!でスッカリお馴染みのちんたろうです。
前回は泥棒に狙われる家を紹介したが、今回は対策編。
その中でも家づくり中にしか出来ない防犯対策を紹介していく。
家づくり中は楽しい事ばかりに目が行きがち。

オシャレな家。快適性。家事楽。
ワイもこんな事ばかり考えてました。
しかし防犯面に関してもしっかり考えておかないと家づくり中にしか出来ない事が多数存在する。
おまけに一度採用すると後から変更しにくい物ばかりだ。
今回は実際に泥棒に遭遇したちんたろうが、これやっといたらよかったと思った事を中心に紹介していく!

泥棒なんて自分には関係ないと思っているそこのアナタ!
次はアナタの家にやってくるかも!!
家を建築時に出来る防犯対策
最新の玄関扉にする
最新の玄関扉は鍵穴が見えない構造になっている。
スマートキーや顔認証で解錠出来るのだ。
オートロック機能がついている物もある。
数十秒以内に2つのカギを開けないと再ロックされる機能がついた物もある。

謎解きゲームでありそう
玄関を制する者は泥棒を制す。
不要な窓を減らす
泥棒の侵入経路の55.8%は窓から侵入している。

ドロボー窓好きすぎる
窓は家の弱点であり防犯面で考えると少ない方がいい。
もちろん採光や換気に必要不可欠なので本当に必要な箇所をよく考えよう。
窓を減らすと「コストが下がる」「断熱性気密性が上がる」「間取りの自由度が増す」「掃除の手間が省ける」といったメリットも。
FIX窓にする
FIX窓は開閉が出来ないので窓全体を割らないと侵入する事が出来ない。
クレセント部分だけ割れば侵入出来る鍵付き窓より割るのが大変。
換気の必要の無い窓はFIX窓にしてしまおう。
そもそも最近の家は24時間換気システムが義務化されているので窓を開けて換気する必要が無い。
窓を開けて外気を取り込みたい季節は春と秋。春は花粉や黄砂が舞っており秋は一瞬で終わる。
一瞬で終わる秋の為に換気用の窓を設置するかよく考えよう。

窓を開けないのが一番の防犯対策!
防犯窓にする
泥棒は侵入するのに5分以上かかると7割が諦める。
侵入者の攻撃に5分以上耐える事が認定されたCPマークのついた防犯窓を採用すると効果的。

費用がかかるので進入されそうな窓にだけ採用しよう
小窓は高所に
品確法にて地面(足場)から開口部下までが2m以下の場合、防犯対策すべき窓とされている。
逆を言えば2m以上の高さに窓を設置すると防犯効果がある。
小窓は高所に設置しよう。
窓の下に物を置かない
よくやりがちなのが窓の下のエアコン室外機やエコキュート。
家に侵入する為の絶好の足場となってしまう。
一度設置すると移動が難しいので建築段階で注意しよう。
ワンウェイネジを使用する
面格子があるから窓開けっぱなしにしている家をよく見かける。
しかし窓の面格子はプロの泥棒なら簡単に取り外せてしまう。
面格子は締まる方向にしか回らないワンウェイネジを使って取り付けて貰おう。
↓こんなやつ
電動シャッターを設置する
シャッターを破っての侵入率は0.02%とかなり低い。
開閉や破壊時の音をおそれて泥棒が避ける可能性も高くなる。
しかし高い防犯性があるが落とし穴もある。
手動シャッターは開閉が億劫になって放置してしまう可能性がある。

開閉してないと逆に不在がバレてしまう
予算があるなら電動でタイマー機能がある物を選ぼう。
ベランダを採用しない
採用しなければよかったオプションランキング上位に常に君臨しているベランダ。
ベランダは泥棒の進入経路となる。

ベランダ本当に必要?
ベランダに外干しすると花粉・黄砂や虫の付着、雨の心配、紫外線による衣類の劣化などのデメリットがある。
「室内干し」「衣類乾燥機」「布団乾燥機」を使用すれば、そもそも不要な場合も多い。
アフターメンテナンスに手間とお金が必要になるので最近は採用しない家も多い。
砕石、砂利を敷く
泥棒は砂利を踏み込んだ音を嫌う。
家の周りにだけでも砂利にしておくと防犯性が高まる。

ただし雑草が生えるから防草シートはセットで!
見た目を気にするなら化粧砂利を使うのもあり。
まとめ
今回紹介した物を全部採用するのは難しいかもしれない。

予算は有限や!
しかし知ってて採用しないのと知らずに採用しないのとでは大きな差がある。
次回は家を建てた後でも出来る防犯対策を紹介していく。
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